さがみはら南区内出身で、現在は緑区で暮らす画家・小島一朗さんの油彩画展「生きる…それは自分への挑戦」が、7月20日(火)から8月1日(日)まで、相模原公園グリーンハウス(南区下溝)2階ギャラリーで開催される。
小島さんは2009年、細菌性心内膜炎から脳幹梗塞を同時に発症。手術をしても助かる見込みは1%、助かっても植物状態と告知を受けた。手術により一命はとりとめたものの、重度障害により車椅子生活に。現在も体の8割に麻痺が残り、右目の視力も失われたが、「感性や感情が失われていないことに、日々感謝しながら」利き手ではない左手で絵筆を握り、キャンバスに向かい続けている。
今回の油彩画展は9時30分から16時30分まで(入館は16時)。約25点が展示される予定だ。問合せは相模原公園管理事務所【電話】042・778・1653へ。7月26日(月)は休館。