秦野市西田原にある畑の道路沿いで今年もコスモスが開花し、訪れた人々の目を楽しませています。
このコスモスは、「秦野市の里地里山を育む会(浅見一義会長)」のメンバーが植えたものです。「秦野市の里地里山を育む会」は秦野市内でゴミ拾いや植樹など、1994年から休耕地の再生や森林保護活動を行っています。ラオスやカンボジアなど、秦野市内に住む外国籍の人も所属しているのが特徴で、土地の管理をしながら環境美化活動にも力を入れています。
秦野市西田原にある畑は4年ほど前に土地所有者から依頼されて、「秦野市の里地里山を育む会」のメンバーが管理を任されました。当初は敷地内で外国籍のメンバーが農作業をしていましたが、「もっと地域の防犯力を高め、楽しんで歩ける場所にしたい」と、道路沿いに花を植えるようになったそうです。夏にはヒマワリが大輪を咲かせ、早朝から観賞に訪れる人もいるそうです。
コスモスは畑周辺の道路5カ所で合計350メートルほどにわたって植えられ、花を咲かせています。浅見会長によると「今年は10月15日ごろまで花を楽しめるのでは。地域の魅力づくりに貢献できれば嬉しい」と話しています。また畑にはヘチマ棚もあり、大きな実をたわわに実らせている姿を見ることができます。
問い合わせ~浅見会長【携帯電話】080-1202-0420(受付は午後5時半以降)