川崎区大島上町の田島公園を管理する大島上町町内会(小野寺忠昭会長)と大島上町サポートクラブが公園内にある60種類の樹木や花のネームプレートを取り付けた。
公園に花を植えた際、子どもたちから「この花は何」と聞かれたことをきっかけに植物名を記したプレートと杭を設置した。サポートクラブの栗原誠市さんによると、名称はインターネットで調べたり、植物に詳しい老人クラブ会員に聞いて作成。杭は廃材を集め、裁断やペンキ塗りも会員たちが協力してつくりあげたという。
同町会は昨年12月、子どもたちを集めて川崎区の花であるビオラ80鉢を植える催しを開いた。小野寺会長はプレートを通じ「自然への興味を持ち、公園を大切にする気持ちを持ってもらえれば」と話す。