<生田団地自治会 > 一針一針に 心込めて 4年目の「つるし飾り」

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<生田団地自治会 > 一針一針に 心込めて 4年目の「つるし飾り」

 生田団地自治会(井上佶会長)の手芸の会による「つるし飾り」の展示が先月、同自治会集会所で行われた=写真。こいのぼりや子どもの人形、柏餅など、端午の節句にちなんだ手芸作品が約1カ月間並んだ。

 住人の佐藤弘子さん(93)が趣味で作り、玄関に飾っていた「つるし雛」をきっかけに、7年前から始まった展示。近隣住民も加わり、端午の節句に合わせた展示は4年目だ。佐藤さんが講師を担い、月に2回は集会所で指導を重ねる。初期から参加する東海林金子さん(72)は「型紙を作ってもらって、家でもやっている」と傾注。佐藤さんは「一針ずつ縫うのは根性がいる。好きでなきゃできないこと」と手芸への思いを語る。

 団地として建て替え工事を控える同自治会。退去も進む中、来年の展示については未定という。

川崎市町内会・自治会ページ

住所

神奈川県川崎市多摩区

公開日:2021-06-04

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