「みどりと清流のふるさと創造委員会」(小島富司委員長)が管理する厚木市飯山の花の里(飯山庫裡橋付近)で真っ赤なポピーが開花した。
同委員会では、観光振興の一環として「あつぎ飯山花の里」づくりを行っており、5月7日には散策をしながらポピーの花畑を楽しむ人々の姿も見られた。
同委員会によると、昨年ポピーの種をまいたが寒さと霜で一度全滅したため、今年2月に株を再度植え直したという。小島会長は「今年は遅めなので、庫裡橋近くの畑は5月中旬には見ごろを迎えるのでは」と話した。
この花の里では10月のざる菊も有名で、敷地一面に咲き観光客の目を楽しませる。今年はざる菊とコキアの栽培を行う予定で、準備のために5月末にはポピーの刈り取りが行われる。同会では「摘み取りは自由なので、刈り取りの前にぜひお越しください」と話す。なお、花畑管理はボランティアで行っている。花畑そばには募金箱も設置されており、同会では「協力金のお気持ちをいただけたら嬉しい」と話す。