川崎の名産品を集めた自動販売機
川崎地下街アゼリアの中央広場に突如現れた自動販売機。川崎生まれの唐辛子「香辛子」を使った、海苔、ドレッシング、チョコや、テレビ番組でもよく取材されているキムチなど、15種類の商品が並んでいます。どれも川崎ゆかりの品で、ちょっとしたお土産の品として使い勝手がよさそうですね。
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- 株式会社高喜商店 香辛子海苔
- 合同会社わざあり 香力、Red力
- おつけもの慶 王道・白菜キムチ、のらぼう菜キムチ(季節限定品)
- 株式会社エヌシーイー 青唐ニンニク味噌(香辛子入り)
- 定食・純米酒の店 幸島 香辛子入り塩麴ぽん酢、香辛子入り納豆どれっしんぐ
- 株式会社スエヒロ 多摩川梨のみるくまんじゅう
- 株式会社すずや かわさきハーブソーセージ
- エチエンヌ 香辛子チョコ2種
- 株式会社オガサワラ 脳はぶどう糖
- 株式会社大原商店 地元名産豆菓子2種盛り合わせ
- 株式会社ライトアップ RED HOT(香辛子ハーブティー)
- 美遊JAPAN有限会社 新堀ファームのトマト加工品
企業間連携モデル事業としてスタート
川崎市の中小企業支援のモデル事業としてスタートした自動販売機。仕掛け人である美遊JAPANの岩篤志さんによると、「商品のアイデアはあるけど製造場所がない」「商品を開発したけど販路がない」などの課題を、企業と企業を結び付けることで解決し、新しい川崎の魅力を発信したいのだそうです。
農家もコラボ
新商品の開発にあたって市内の農家は野菜を提供することで、同事業に参画。岩さんは「農家にあまり縁のない市内南部の人にも川崎野菜の魅力を届けられれば」と願っています。
商品開発に相乗効果
出品者同士は売上金額などの情報を共有しており、新商品の開発にあたって他社商品のコンセプト、デザイン、価格設定などを参考にするなどの相乗効果も出ているそうです。
川崎を盛り上げよう
単独では売れにくい商品が自動販売機という小さな枠の中に複数あることで、「Aの商品はBの商品と合いそうだ」とか「CとDを食べ比べてみよう」などの理由で購入に繋がる例もあると言います。岩さんは近いうちに専用の箱を作って商品の詰め合わせをすることで、「贈答品として利用してもらいたい」とも考えています。
- 商品が売れれば事業者は新しい商品開発に力が入りますし、出品参加を希望する企業も出てくるでしょう。「皆さんのお買い物が地元川崎の盛り上げに繋がります。ぜひ一度足を運んでみてください」と岩さん。
自動販売機の設置場所は、アゼリア中心のハミングガーデンです。以下地図の中央です。