天然素材で環境にやさしいと近年注目されている漆喰。そんな漆喰の扱いを熟知しているのが、地元で創業90年を超え、県内でも有数の施工実績を誇るサンキホームだ。
石灰や海藻を混ぜ練り上げて作る漆喰。その歴史は古く、ピラミッドや姫路城に使われていて耐久性や防火性に優れているのが特徴だ。同社では江の島サムエル・コッキング苑の松本館や辻堂諏訪神社、伊豆松崎町の鏝塚などを手掛ける。
その有用性は、神社仏閣にとどまらない。塗られた漆喰は部屋の湿度を一定に保ち、カビやダニ、結露を防ぐほか、室内を清潔に保つ消臭・抗菌効果も。一年を通して快適に過ごせるだけでなく、自然由来でアレルギーが気になる人や子育て家庭も安心だ。まさに「最強のSDGs壁材」と言うにふさわしい。
木本己樹彦代表取締役は「若い人たちに漆喰の今を知ってもらえたら」と話している。