ごみ問題改善へ
太田東部連合町内会の西中・前里一二・白金一町内会(苗代操会長)は「コロナ禍でイベントができない中でもまちに貢献したい」との思いで、住民を長年悩ませる「ごみ問題」の改善に向けた取り組みを進めている。
町内会に加入していない一人暮らしの地域住民が多く、ごみ捨てのルールを共有できずに困っていた。集積所が汚れてネズミが大量発生し、テレビで取り上げられるほど、問題が深刻化した。
そこで考えたのがワンルームマンションのオーナーへの理論的な呼び掛け。ルールが守られずに捨てられたごみを証拠写真として撮影し、オーナーに提出。一部の集積所を廃止し、マンションの敷地内に回収ボックスを設置してもらい、それが環境改善につながった。苗代会長は「回収ボックスの設置に協力してくれたオーナーや管理会社の皆さんに感謝。地域が一丸となって、今後もごみ問題の改善に努めていきたい」と話す。