共助の心育む
南永田団地1街区、2街区、3街区、ダイアパレス永田町の4自治会で構成される永田みなみ台連合自治会(常木敬司会長)は日ごろから地域が連携して助け合う「共助」の心を大切にする。
各地域の社会福祉活動に役立てられる「赤い羽根共同募金」の募集期間が10月1日から始まった。しかし、台風の影響で1日、2日の街頭活動が軒並み中止になり、活動を進める南区社会福祉協議会は頭を抱えた。
そんな中、地域の民生委員などを務める佐藤明美さんらが中心となり、雨よけができる団地の空きスペースを開放。住民が一丸となって寄付を呼び掛けた。常木会長は「困っている人に自然と手を差し伸べるのが永田みなみ台流。行政などと連携し、横のつながりでまちを盛り上げていきたい」と話している。募金は南区ふれあい助成金や地域の支え合い活動、子育て・高齢サロン事業などに活用される見込み。