追分市民の森＝横浜市旭区矢指町＝で、コスモスの花が今年も満開を迎えた。

　このコスモスは、森を管理しているボランティア団体「追分・矢指市民の森愛護会」（関水金作会長）が種まきしたもの。風が吹くとゆらゆらと揺れるピンクや白、赤紫をつけた色とりどりの花が、３千平方メートルの敷地に約３万本が咲いる。見物に来た人々は写真を撮ったり、花と花の間を歩いたりして楽しんでいた。

　また、コスモスの奥には、マリーゴールドが約１万本植えられており、オレンジや黄色の花々が絨毯のように咲いている。それぞれ11月中旬ころまで見られる予定。霜が降りるなど急激な気温の変化で、時期が前後する可能性もあるので注意を。

　追分・矢指市民の森愛護会は10年以上にわたり同所に季節の花を植え、春先には菜の花、夏にはひまわりが毎年楽しめる。

　同会の関水長は「今がちょうど見ごろです。ぜひ、足を運んでみてもらえたら」と話した。

　同所へは相鉄線「三ツ境」駅より徒歩約20分。相鉄バス（若葉台中央行き）で「西部病院前」下車徒歩約７分。