観光案内板が約40年ぶりにリニューアル

　衣笠地域の名所旧跡を紹介するＪＲ衣笠駅前の観光案内板が、約40年ぶりにリニューアルした＝写真。衣笠観光協会の制作で、衣笠商店街連合会・かながわ信用金庫・湘南信用金庫・よこすか葉山農協・衣笠病院グループの協賛により実現した。

こだわりのデザイン

　案内板では、満昌寺や近殿神社など三浦一族にゆかりのある６つの寺社仏閣や関連人物、出来事などを周辺地図とあわせて分かりやすく解説。デザインには三浦一族の家紋「三つ引両」や、陣幕を染め分けたとされる黄紫紅（きむらご）の３色を使うなど趣向が凝らされている。

今後の展望

　11月18日に除幕式が行われ、同協会の鈴木一男会長は「きれいになって嬉しい。ぜひ観光やＰＲに役立てたい」と話した。また、監修を担当した久里浜出身で歴史・山城ナビゲーターの山城ガールむつみさんも「これをリーフレットにしたり、動画が見られるようにするなど今後も活用できる」と来年以降の展開に意欲を見せた。２人は「大河ドラマの放送が終わったあとも三浦一族の街・衣笠を発信していきたい」と語った。