宮前区全町内・自治会連合会(持田和夫会長)が12月9日、学習会を宮前区役所で開催した。
学習会は例年2回行われ、懇親会の役割も果たしてきた。冒頭、持田会長はサッカーW杯で注目を集めた、自身が町会長を務める鷺沼に触れ「町の良い所を世界中にPRできた。区を良くするため、みんなで理解を深めよう」とあいさつ。集まった町内会・自治会長ら約50人は、税務署や警察、消防、区役所の担当者からの情報提供に耳を傾けた。
講演では、7年前に宮前の副区長を務めた竹花満財政局長が「公共施設の資産マネジメントについて」と題し、市の財政を説明。「人口が増加し活気はあるが、決して豊かな状況とは言えない」と伝えた。また、人口が増加から減少に転じることから「従来の専門施設から機能重視の複合施設化への変換など、機能重視の考え方に基づいた考えで、市民と意見交換を重ねながら進めていくことが重要」と話した。