2022年9月から長期休館していた川崎市岡本太郎美術館(枡形)が、2月1日に再開した。
5カ月にわたる休館は、「母の塔」前の広場工事による騒音や振動が展示室に影響するため。同館は休館中も「かわさきジャズ」とコラボした手作り楽器の演奏会を開くなど、延べ30回のワークショップを開催。1340人が参加した。
リニューアル工事も
休館中はリニューアル工事も行い、常設展示室入口の「赤の部屋」等の壁面を塗装。館内外の約50カ所に新たな案内サインを設置した。サインは人が誘導するデザインなど、分かりやすく親しみやすいものとなった。
常設展 4月まで
再開に伴い、常設展「岡本太郎とにらめっこ」を開催。岡本太郎作品に多く見られる「顔」をモチーフにした絵画や彫刻、椅子など約120点を展示している。多摩区役所のエントランスに設置していた作品「月の顔」も並ぶ。要入館料(中学生以下無料)、4月16日(日)まで。
詳細は同館サイト。問い合わせは【電話】044・900・9898。