神奈川県立秦野戸川公園(秦野市堀山下1513)のパークセンター前で、河津桜の蕾がほころび始めました。気の早い花が1〜2輪咲きだし、春の訪れを感じさせます=写真(1月31日撮影)。
河津桜とは、2月上旬頃から咲き出す早咲きの桜。1955年頃に、静岡県の河津川沿いの冬枯れ雑草の中で咲いている桜の苗を地域の人が発見したのだとか。約1カ月ほど満開の状態が続く長い開花期間や、濃いピンク色の花を咲かせる華やかさが人気を集め、全国へ広がっていきました。原木が河津町にあることから、1974年に「カワヅザクラ(河津桜)」と命名されています。
神奈川県立秦野戸川公園の河津桜はパークセンター付近に多く植えられており、散歩などに訪れた人々が、一足早くほころんだ花を見つける姿も見受けられました。
秦野市は、春になると約1万本の桜が咲き誇る桜のまち。河津桜を皮切りに、平和橋近くのおかめ桜や、水無川やはだの桜みちのソメイヨシノ、千村地区の八重桜など花のリレーが楽しめます。
2月から秦野市の桜特設ページ「秦野さくら2023」も公開されています。
特設ページは【URL】https://rarea.events/features/hadano-sakura