子どもたちが芸術に触れる場を提供しようと、区民文化センターかなっくホールが取り組む出張授業「アウトリーチ」が3月3日、六角橋地域ケアプラザで開催された。
未就学児の親子を対象とした今回は10組ほどが参加した。前半は神奈川図書館の司書が絵本作家レオ・レオニの作品を紹介しながら、その中で「自分探し」をテーマにした一作『ペツェッティーノ』を読み聞かせ。後半では読み聞かせに関連し、忙しい母親にも自分と向き合ってほしいと色を用いたモザイクアートで個性を表現するワークショップを実施。母親同士は話し合い、子どもはおもちゃなどを手にしながら色んな人と交流して楽しむ様子が見られた。