港北区の季節を彩るイベント、第11回目となる港北オープンガーデンが4月・5月の計6日間、開催される。会場数は過去最多の126カ所。今年も特設案内所が設置されるほか、ボランティアとともに会場を巡るルート案内ツアーも拡充するなど、花と緑を通じた区民らの交流の場が一段と華やかになる。
港北オープンガーデンは、公開された個人宅の庭やグループで管理している花壇等を巡ることで、港北区の魅力を再発見するための企画。港北オープンガーデン運営委員会、港北区役所が主催する。初開催の2013年の会場数は23カ所だったが、次第に増加してきた。19年は100会場、その後、20年は107会場での開催が準備されていたがコロナ禍で中止、一昨年は114、昨年は122会場だった。
4月、5月の計6日
開催日時は4月14日〜16日、5月12日〜14日の午前10時〜午後4時(会場により公開日時が異なる)。昨年、好評だったスタンプラリーも実施されるほか、開催日の午前10時〜午後3時30分には日吉駅・大倉山駅・りそな銀行綱島支店横に特設案内所も設置される。
スタンプラリー企画もあり、特設案内所や対象となる会場でスタンプマークを集めると、個数により植物の種や栽培キット、ミズキータオルといった景品がもらえる。先着順。
ガイドボランティアとともに会場を巡るルート案内ツアーは、昨年の日吉、綱島に、菊名を加えた計3カ所に拡充される。ツアー実施については、これまで、開始前から長蛇の列ができるほどだったため、エリアを増やしたという。開催日時や集合場所等は確認を。
各会場をマップや写真等で紹介するパンフレットも、毎年、注目を集めている。今年は、相鉄・東急直通線が開業したこと等から、ガーデンネックレス横浜や他区のオープンガーデンとの連携を掲げており、パンフレットには、直通線でつながる旭区や瀬谷区等、市内のオープンガーデンの情報も紹介されている。
パンフレットの配布場所は特設案内所3カ所や区役所、東急東横線・市営地下鉄の区内駅など。
「区の魅力再発見を」
港北区区政推進課長の柏崎崇宏さんは「運営委員の皆様とともにスタンプラリーやルート案内ツアーも準備してきました。ぜひご来場いただき、港北区の魅力を再発見してください」と呼びかけている。
問い合わせは、港北区区政推進課【電話】045・540・2230へ。