625種、約2900株のバラ
生田緑地ばら苑(多摩区長尾)の秋の一般開放が10月19日に始まった。625種、約2900株の色とりどりのバラを11月12日(日)まで楽しめる。
2023年は酷暑が続いた影響で開花が遅れ、初日の19日も苑内の開花状況はまだまばら。それでも、咲いているバラからは甘い香りがほのかに漂い、開苑を待ちわびた多くの入場者がカメラなどを手に花々を撮影していた。
市民ボランティアがバラの育成管理に協力
同苑は、小田急向ヶ丘遊園の閉園に伴い、同園内にあったばら苑を2002年に川崎市が引き継いだ。毎年春と秋に、期間限定で一般開放されている。運営は市公園緑地協会が担い、多くの市民ボランティアがバラの育成管理に協力している。
同苑の有賀眞由美園長は「月末以降はもっと咲いた花を見ていただけると思う。ボランティアの皆さんが一生懸命に育てたバラをぜひ見に来てほしい」と呼びかけた。
午前10時(土日祝は9時)から午後4時。入苑無料だがバラの管理のための募金を受け付ける。詳細は同苑サイト。駐車場(500円)は台数に限りあり。
(問)同苑【電話】044・978・5270