地域情報紙タウンニュース逗子・葉山版連載中の「砂浜で生まれたものがたり」で毎回、貝殻の動物作品を発表している「かいのどうぶつえん」の角田元さん(78/堀内在住)が、8月24日(日)まで葉山町立図書館1階ギャラリー(葉山町堀内)で作品の展示を行っている。
物語に合わせて作品作りをする角田さん。今回の展示でもオーケストラの本の前でさまざまな楽器を演奏するカエルをはじめ、485頭(匹)が飾られている。
圧巻なのは日本最古の漫画とも称される国宝『鳥獣戯画』のシリーズ。教科書などでも紹介される相撲のシーンなどが忠実に再現されている。先日発表された1000回記念作品の『アリババと40人の盗賊』の「開けゴマ」の場面も見ることができる。
角田さんの作品は貝殻を割る、削る、色を付けるなどの細工をせず、あるがままの形を生かして造形することが特徴。