人生で必ず訪れるご葬儀に備えたい
家族葬や一般葬、１日葬、火葬式など、形はさまざまあれど、もしもではなく必ずいつかは訪れる「ご葬儀」―。
突然訪れる深い悲しみのなか、一からご葬儀の準備をするのは遺族にとって大変な作業になってしまいます。残されたご家族への不安と負担を少しでも軽くするためにも、事前準備が大切と言われています。そこで、日々の生活に寄り添い身近で地域を支えてくれるＪＡあつぎの「葬儀」について、同所の葬祭課をレポートした。
地域に根差して５０年以上の信頼
厚木市水引に葬儀式場「グリーンホール」（第１・第２・小）を構え、５０年以上の歴史を持つＪＡあつぎのご葬儀。心がけるのは『故人様へ最期のおもてなし』。地域に根差したＪＡだからこその安心と信頼を大切にし、『葬儀を通じて、どれだけの価値や感動を提供できたか』というお手伝いの精神が根付いている―。
3つのホールにより、小規模から大規模な葬儀にも対応できるのがＪＡの大きな特徴のひとつ。一般葬・家族葬・一日葬・出棺式はもちろん、社葬（合同葬）などにも利用することができる。
- また、海洋葬や樹木葬といった自然葬についても、ご相談くださいと同課では話す。
感謝の気持ちを伝えるお手伝い
温かく見守られながら永遠の旅路へー。
「心静かに故人様と向き合え、心ゆくまで納得できる最期のお別れと旅立ちの時間を大切に。スタッフ一同、一生懸命お手伝いさせていただきます」と同課スタッフ。
ＪＡあつぎのご葬儀では、葬祭ディレクターはもとより、大切な人のため、残された家族のためにできることを全員で考えてくれるのがうれしい。「心ゆくまでの最後のお別れの儀式をお届けします」と優しく微笑む。
生花祭壇
人気の生花祭壇は、すべて国産の花を使うというＪＡならではのこだわり。日本の農家さんが丹精込めて育てた、四季折々の美しい花で故人を送ることができると喜ばれているという。
生演奏
故人の好きだったあの曲で送りたいー。
ＪＡあつぎでは、通夜・告別式の開式前やお別れ・出棺の際に「サックス・バイオリン・フルート・チェロ・ピアノ」（選択可）による生演奏を入れるセットプランを用意する。曲のリクエストも可能で、利用者からは「穏やかな雰囲気で送ることができた」などの声が寄せられている。
画像はイメージです
故人を思い返すおもかげを―
ＪＡあつぎでは、セットプランに「おもかげ3点セット」というものが取り入れられている。
これは、お預かりした画像を元に専門の似顔絵クリエイターが「微笑みが溢れるぬくもりある似顔絵」を作成。それを利用して「オリジナル礼状」「年忌表」をはじめ、似顔絵にお名前をもじった詩を加えた「おもかげボード」作成してくれるもの。
残された家族や友人がほっこりとした笑顔で故人様を思い出すことができると、利用者からも好評だという。
湯灌でおくる―
湯灌とは亡くなった人の体を、家族が集い洗い清める日本で古くから伝わる儀式。
ＪＡあつぎでは納棺専門スタッフによる湯灌・納棺をセットプランに取り入れており、「湯灌・納棺」の儀式をお手伝い。ご遺族や近しい親戚が一緒に旅支度を整えることができる。「目元や口元の表情ひとつで、印象は変わります。極力ご生前の様子に近づけるお手伝いをしていきます」とスタッフは話した。
ありがとうの気持ちを込めてー
ご近所をはじめ、遠方から故人様に会いに来てくれたご友人たちー。会葬品にも心を込めた逸品を。ＪＡあつぎでは、地元で生産される津久井在来大豆を使った「厚木産蒸し大豆」や神奈川県内で生産された「足柄茶」といった地元の逸品を会葬品として用意する。
エンディングノート
- 近年多くの人が利用するというエンディングノート。しかしながら実際には、抜けている箇所が多いケースが散見される。同課によると、重要なのは「伝えておきたい事を書く」ということ。
エンディングノートはご自身の望むことー。「ご希望のすべてに応えられるようにという思いでお手伝いをさせていただきます」と力強く話した。
終活のアドバイスも
「葬儀個別事前相談」を随時受付。また定期的に「葬儀サポートセミナー」を実施し、ご葬儀に関するさまざまな不安解消のお手伝いをしてくれる。 最近、特に増えてきたのが「終活」に関する相談だ。
ＪＡあつぎの同課スタッフは、「ご自身や家族のために、まずは何をやっておいたらいいかを考えてほしい」と伝えているという。具体的には「必要のない持ち物の整理」「友人や知人の連絡先などの整理」「相続などにも必要になる資産や預貯金の整理」などを事前に家族間で共有することが大切。
- 50年以上の歴史のあるＪＡあつぎのご葬儀は、細かいところにも気を配られた、まさに「おもてなし」のご葬儀。故人のことを一番に考えたサービスが揃っていた。この機会に相談に行ってみてはどうだろうか。
