社会福祉法人まちだ育成会が運営する町田市大賀藕絲館(おおがぐうしかん)(下小山田町3267)で現在販売されている辰年の正月飾りが好評を得ている。
同館では毎年、干支の動物をモチーフにした正月飾りと置物を製作。飾り一つひとつの縫い上げや竜のたてがみ、尾の部分のほぐしなど、細部にわたって同館利用者の手づくりによって製作されている。
原材料には、蓮の花托など同館ならではのものを使用しており、五穀豊穣を願って束ねられた稲も自前の畑で育てられたものだ。今年は夏から製作が始まり、置物300個、正月飾りが400個作られた。「利用者のみなさんが力を合わせて作ったもの。ぜひお求めください」と同館の清水愛館長。同館で2300円(税込)で販売中という。