デマンド型の交通システム「チョイソコ」をPR
川崎市が2月29日(木)まで実証実験を行っている乗り合い送迎サービス「チョイソコかわさき しんゆりエリア」。その広報を目的としたイベント「ふるまいコーヒー」が2月7日、向原公園で行われた。
路線を固定せず、利用者の予約に合わせて運行する「デマンド型」の交通システム「チョイソコ」。新百合ヶ丘駅周辺を中心に、向原や細山、千代ヶ丘、王禅寺東を運行エリアとして実証実験が行われている。今回のイベントは「チョイソコ」のPRと、利用促進、地域住民の外出する目的をつくるのために企画された。
リユース本図書館、健康チェックなども
会場となった同公園では、リユース本図書館、健康チェック、木製おもちゃとベンチが用意され、地元コーヒー店の協力で温かいコーヒーなどの飲料が振る舞われる中で、チョイソコの利用方法などを市職員が説明した。
約30人ほどが来場し、地域住民からは「コーヒーを飲みながらゆっくり話を聞けて、チョイソコの理解が深まった」「子どもが習い事に行く際、一人で送迎させれらるサービスがあるとありがたい」といった意見が挙がった。
市の職員が利用方法などを説明
担当した市職員は「コーヒーを飲みながらゆっくりと話ができ、チョイソコを理解してもらうことができた。次回も来てほしい」と今後への意欲を見せた。
なお、同イベントは2月17日(土)にも開催。午前9時30分から11時30分、午後2時から5時まで、池の端公園(向原1の6の4)、向原会館(向原1の6の5)。雨天の場合は、向原会館のみ開催。
問い合わせは、市まちづくり局企画課【電話】044・200・0148。