「川崎幸市場」ってどんな所?
川崎幸市場(かわさき・さいわい・いちば)という呼び名に馴染みがない人も多いと思います。正式名称は「川崎市地方卸売市場南部市場」で、地域では「南部市場」と呼ばれていました。2014年4月に指定管理者制度が導入され、それを機に親しみを持てる名前にと「川崎幸市場」という愛称が付けられました。
市場が川崎市の「幸区」にあることから、「幸」の一文字をとって、市場から地域の「幸」に貢献したいと願いが込められているそうです。
市場というと業者に向けたイメージがありますが、私たち一般客でも自由に入って買い物ができる場所があります。新鮮な魚介類などを販売している「水産棟」、肉や卵、酒、調理器具など専門店が並ぶ「関連棟」、それと海鮮料理などが味わえる「食堂」の3カ所です。
尻手駅から徒歩5分。駐車場も無料
川崎幸市場は、JR南武線の尻手駅から徒歩5分という便利な立地。駅の改札を出て左手にある横断歩道を渡り右手へ、最初の曲がり角を左に進むと正面に看板があるので、そこが入口です。
車で行く場合は、国道一号線の南部市場前の信号を西に曲がれば正面玄関のアーチが見えます。入っていくと守衛室が見えますが、特に受付は必要ないのでそのまま進んで左右にある駐車場が利用できます。市場で買い物や食事など利用すれば無料です。
【水産棟】新鮮でお買得な鮮魚店
「水産棟」の中には、目利きの水産店が9店入ってます。市場だけあって店前には新鮮な魚介類がずらり。活魚やあまり見ることが出来ない珍しい魚や高級魚なども。佃煮や干物などの加工品も販売していて、もう見ているだけで楽しくなってきます。
お店の人はみんな元気でフレンドリー、もちろん知識も豊富なので、旬の魚の情報から調理方法まで、いろいろと教えてくれます。普段買い物をするスーパーと違って、会話が楽しめるのも市場の魅力の一つです。少量販売や地方発送も受け付けています。
便利で役に立つ関連棟
新鮮な肉や卵、酒、包丁などの調理器具、弁当や総菜の各種容器や箸、つまものなどの専門店12店が並ぶ関連棟。
今は流行りのノンカフェイン紅茶を扱う店やクラフトビール、靴の専門店などもあります。専門店だけに品揃えは豊富。しかもお値打ち価格なのがうれしいかぎり。以外と知られていない名店が並んでいます。足を運んでみる価値ありです。
市場デビューは毎月恒例の「いちばいち」
毎月第2土曜日の朝6時から開催している「いちばいち」。定番のマグロはもちろん多種多様な海産物が並び、普段は一般客には販売していない、青果のお店からも旬野菜や果物などが限定販売されます。市場の魅力は何といっても鮮度と価格!この日は、いつも以上に値段もお買得になるので、市場デビューには最適!要チェックです。
- 月に1回しか行っていない青果販売は大人気。10時台には販売終了となることもあるので、早めの来場がおすすめです。
市場グルメもぜひ!
食堂街には新鮮な魚介類をつかった海鮮丼やお刺身定食をはじめ、ラーメンやうどん、中華など美味がそろっているのでぜひ!
お得な情報はLINEで
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