寒い季節に囲みたいおでんの名脇役と言えば「こんにゃく」。日本の伝統食でありますが、消費者が求めるニーズや世の中のトレンドに合わせて実は進化しています。近ごろはヘルシーフードとして海外からも大きな注目を集めており、動物性の材料を一切使わない「ヴィーガン料理」の材料としても重宝されているとのこと。
カロリーレスで食物繊維が豊富、整腸作用や便秘解消だけでなく、肥満や生活習慣病の予防・改善も期待できるとされています。そんな健康効用も含めて商品開発の最前線にいるのが、横須賀の老舗こんにゃく店「森定商店(もりさだしょうてん)」。定番だけに頼らず、独自のアイデアと技術を駆使して新アイテムを続々と市場投入しています。
「水に浮くコンニャク」
こんにゃくの原材料であるこんにゃく芋粉とトコロテンに使用する天草は、すべて厳選した国産原料にこだわるのが老舗の矜持。味はもちろん、安心・安全に気を配った高品質の食材が自社工場で毎日生産されています。
- 特徴のひとつが「水に浮くこんにゃく」。製造過程で気泡を多く含ませることで、細かな凹凸が表面にでき、料理に使用した際に味が染み込みやすくなります。
しっかりとした歯ごたえはそのままに、薄味でも美味しく食べることができます。
遊び心いっぱい「MARINE(マリーン)田楽」
三浦半島のおみやげ品として開発された「MARINE(マリーン)田楽」は、横須賀の海をイメージさせるカモメ、イカリ、フネを模ったこんにゃく田楽。
- カモメの白を白こんにゃくで表現し、イカリには走水地区で採取されている「走水のり」を練り込んで風味付け、フネは艦船をモチーフにしているのだとか。
若い層を意識した可愛いパーケージには東京湾を照らす観音埼灯台が描かれおり、こんにゃくのイメージを一新していま“”
こんにゃくスイーツなら「白玉月」
「白玉月」は、ダイエット中でも罪悪感の少ない低カロリーのこんにゃくスイーツ。横須賀の夜の海に浮かぶ満月をイメージしたもので、白玉団子と見まごう白さと、こんにゃくとは思えないやわらかな食感が特徴です。
- 沖縄黒糖みつ、抹茶みつ、柚子みつの3種類を用意しており、「食後のデザ―トだけでなく、食前に食べてお腹を膨らませて主食を抑える食べ方も」と森経隆専務。新しい食事体験を提案しています。
極めつけは“悪魔の舌”(黒いこんにゃく)
吉本興業所属のお笑い芸人・石橋尊久さん(コンビ名「イシバシハザマ」)からヒントをもらって手掛けたのが「Devil,s Tongue」(悪魔の舌)。
- こんにゃくの花が、大きく開いた口から舌を出しているように咲くことから世間でそう呼ばれていることに着目し、”インスタ映え”を意識した商品を誕生させました。
竹炭で黒色に着色し、舌の形状にカットすることで”悪魔感”を演出しています。楽しくておいしい、そんな遊び心満載の商品も用意しています。
おすすめはすべてそろった「バラエティセット」
森定商店の逸品を詰めこんだバラエティセットはギフトや手土産にぴったり。30~40品ある品目の中から季節に合わせて10品程度をピックアップ。料金は2500円~5000円程度で、各種の個別商品もネットショッピングで手軽に購入可能です。
【アマゾン店】https://www.amazon.co.jp/s?i=merchant-items&me=A5BV969JRUH52
【おもてなしギフト店】https://store.shopping.yahoo.co.jp/omotenashigift/morisada.html
【ふるさと納税】https://www.furusato-tax.jp/search?q=%E6%A3%AE%E5%AE%9A%E5%95%86%E5%BA%97&header=1&target=1&sst=