宮前郵便局と有馬町会、花壇ボランティアが連携する花壇活動が3月15日に開始した。
宮前郵便局の花壇を活用し、緑化活動を通じ地域との交流を図る。同町会の街路樹清掃等で集まった落ち葉を活用した「落ち葉堆肥」を花壇に使って土壌を良くし、ボランティア団体から花の種や苗の提供を受ける。手入れはボランティアや同局の社員が行っていく。今年に入ってから同局と町会で話を進めてきたという。
15日は土づくりとして、花壇の土壌表層に落ち葉をかぶせる「落ち葉マルチ」を同町会のメンバーが実施。落ち葉は微生物のはたらきで発酵、分解が進み、土壌の栄養分となる。しばらく落ち葉を置いてから、今後、花苗を植える予定だ。
花壇ボランティアの一人、大島京子さんは町会をはじめ、誰もが参加できる花壇になることに期待を寄せる。「郵便局のアクセスの良さを生かし、花壇がハブとなって有馬や鷺沼、子どもたちや一般の方々が交流する拠点づくりができたら」と話している。