秋の公演に向け本読み
横浜いずみ歌舞伎保存会(馬場勝己会長)の秋公演に向けた今年度の稽古が始まり、5月18日には泉区役所4階の会議室にメンバーが集まってセリフなどを確認する「本読み」が行われた。
横浜いずみ歌舞伎は泉区の伝統文化の一つ。大正から昭和初期にかけて区内を中心に活躍した農村歌舞伎「市川花十郎一座」の功績を受け継ごうと、1996年に保存会が旗揚げ。衣装や小道具、大道具は手作りながら、プロの指導を受けて本格的な歌舞伎として親しまれている。
今年の演目「双蝶々曲輪日記」
今年の演目は「双蝶々曲輪(ふたつちょうちょうくるわ)日記」のうち「角力場」と「引窓」。今年初参加のメンバーもおり、中には高校生も。馬場会長は「興味がある人はぜひ参加してほしい。一緒にいずみ歌舞伎を盛り上げましょう」と呼びかけている。
稽古は隔週土曜の午後1時から行い、6月は1日、15日、29日の予定。問い合わせは馬場会長【携帯電話】090・4391・7506へ。
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