20を超える診療科で専門性の高い一般診療のほか、2次救急病院として幅広い疾患に対応している横浜市磯子区の磯子中央病院(小島利協病院長/医療法人光陽会)。近々、「地域包括医療病棟」の導入を予定し、磯子地区の高齢者医療体制の充実を図る予定です。より多くの救急患者を受け入れるため、ともに働く医療従事者や看護師を募集しています。
- 地域包括医療病棟とは・・・2024年度の診療報酬改定で新設された病棟。主に軽症から中等症の高齢者の救急搬送や入院を受け入れます。急性期病棟と比べて、移動や排泄、食事、入浴などの日常生活動作(ADL)の維持を図り、患者の在宅復帰を支援する役割も担います。
高齢者の救急搬送に対応
近年、高齢化社会の進展により、高齢者の救急搬送が増加しています。その中でも軽症や中等症の搬送が増加し、急性期病棟で対応するべき患者を受け入れられない状況も出てきているそうです。
こうした状況を改善するために設置されるのが、「地域包括医療病棟」です。主に軽症・中等症の高齢者の救急搬送・入院を受け入れて早期の在宅復帰を支援するとともに、重症患者治療に専念する必要のある急性期病棟の負担を軽減させることも期待できます。
全国的にも導入例はまだ多くありませんが、磯子中央病院では高齢化が進む中で地域医療を今後も支えていくために市内でも先駆けて開設することを決めました。
磯子中央病院の担当者は「病院全体で一丸となって、今まで以上に地域に必要とされる病院を目指しています。地域包括医療病棟の開設によって磯子地区の高齢者医療体制を充実させ、より多くの救急患者を受け入れていきます」と話します。
地域の医療を支える医療従事者・看護師等を募集
磯子中央病院では地域包括医療病棟の開設にあたり、医療従事者や看護師などを募集しています。採用担当者は「この地域の医療を今後も支えていくために、近隣にお住いの医療従事者や看護師の皆さんにお手伝いいただけたら心強いです」と話します。
- 磯子区内在住者はもちろん、横浜市内他区、横須賀市などに住むスタッフも多く働いています。
- JR線・磯子駅や京急線・屏風浦駅から無料送迎バスが運行し、職員も利用することができます。
- 事務職員や看護師など募集職種は多岐にわたるので、さまざまな方々が活躍できる職場です。
また、看護師の残業軽減の取り組みとしてスタッフのユニフォームの色分けを行っています。青ユニフォームが日勤者、白ユニフォームが夜勤者と分け、そのことを医師や他部署の職員にも周知することで申し送りなどをスムーズに行うことを目的としています。
こうした取り組みにより、地域の医療を支えながら、全てのスタッフがより一層働きやすい環境づくりに注力しています。
スキルアップを目指した教育体制
看護部では、看護師一人ひとりがやりがいを感じられるような教育プログラムを準備しています。
・地域に根ざした病院の看護部として、一人ひとりの看護職の可能性を見出す
・看護職全ての能力を伸長、成長させ育成する
この2点の方針や看護部理念『「やさしく」「温かく」「前向きな」姿勢の看護を創ります。』をもとに、年間を通じてフォローアップ研修や看護技術演習など成長に合わせたプログラム、丁寧な指導で働く看護師たちをサポート。一人ひとりが無理なくステップアップできるように支援しています。
条件などは採用ページからご確認ください。
採用情報はこちらから
磯子中央病院へのアクセス
JR根岸線 磯子駅より徒歩約10分 / 京浜急行線 屏風浦駅より徒歩約20分
※磯子駅・屏風浦駅より無料送迎バスが運行