令和はシュウマイの時代!その中心は横浜!と断言するシュウマイ研究家が、横浜から「シュウマイ愛」を叫び(語り)ます。あなたの中で閉ざされた「シュウマイ愛」の扉が開くかも?
シウマイで街おこしに取り組んでいる栃木県鹿沼市※で11月23日、「鹿沼シウマイ博覧会」が開催されました(※崎陽軒の初代社長・野並茂吉氏の出身地に由来)。恐らく崎陽軒ファン以外のハマっ子がわざわざ会場に来ることはないと思うので、その時のトークイベントで話したことに少し触れたいと思います。
テーマは「鹿沼が牽引するシン・ご当地シウマイのカタチ」。様々なメディアに取り上げられ、今や横浜に次ぐシュウマイの露出度を誇る「シュウマイ地方創生の成功例」となった鹿沼。その要因はいくつか考えられるのですが、最も影響しているのは、飲食店やメーカーに自由にシュウマイを開発させたことだと、私は推測します。
3年ほど前から始まり今では60店舗以上でシウマイ(鹿沼ではリスペクトしてこの表記)を出しているそうですが、王道の肉シウマイから名産のニラやそばを使ったシウマイ、串に刺さったスタイル、さらにはシウマイに似せたシュウクリーム!?まで多種多様。他のご当地グルメのように、地域で具材や調理法を統一した方がよさそうにも感じますが、逆にこのルールのなさに興味をそそられ、一度食べただけではわからないマニア心をくすぐったり、お気に入りを見つけたりする楽しさがあるのではないかと思います。
私も何度も行っている鹿沼ですが、食べたシウマイは全店舗のうちまだ5分の1程度。今回の博覧会を機に、さらなる調査を進めていきます。