神奈川大学非文字研究センターは横浜市開港記念会館=中区本町=で、6月21日(土)から7月13日(日)まで「横浜の運河 変わる役割と町並み」と題した合同企画展を開催する。同館の地下1階展示エリアで、午前10時から午後5時まで。観覧は無料。
同展は、神奈川大学で開催された「非文字資料から見る横浜の運河」展の内容がもとになっている。江戸末期の開港以降、横浜では多くの運河が生まれ、人々の生活を支えてきた。一方で、時代の移り変わりと共に運河の役割は変化し、その町並みも変容してきたのだという。
同企画展では、明治から昭和にかけての古地図や、1970年代に関内・関外地区の定点観測を行った神奈川大学高木幹朗研究室によって撮影された写真や地図などの「非文字資料」を展示する。
クルーズも
会期中には、関連企画として神奈川大学の教授や研究者などによるミニ講演会が複数回開催されるほか、6月29日(日)には大岡川・中村川をフェリーで巡る運河クルーズも実施される。集合場所はピア象の鼻。午後2時から3時30分。参加費は2000円。
問い合わせは神奈川大学非文字資料研究センター【電話】045・481・5661またはメール(himoji-info@kanagawa-u.ac.jp)。7月9日は休館日のため閉室。