永田周辺の有志が設立した「登り窯と永田の自然を守る会」が永田東に保存している登り窯を多くの人に知ってもらいたいと、一般公開を始めた。
登り窯は大正期に永田で活動していた陶芸家・井上良斎が使用していたもので、主に海外へ輸出するための商業用として使われていた。現在では使われていないが、窯や陶器を焼く際に実際に使われていた道具や焼き跡などがそのまま保存されている。
管理をしている川井興一さんは「戦前に使われていた窯で、きれいに保存されていることは珍しい。ぜひ、貴重な遺産をご覧ください」と話す。
見学は毎週土曜日から月曜日の午前10時から行われている。予約なしで自由に見学することができ、団体での見学の場合は曜日の相談に応じる。
問い合わせは川井さん【電話】045・741・3478。
公開日:2018-04-05