バイリンガルで育む、国際感覚と生きる力。玉川学園幼稚部の全人教育
東京・町田にある玉川学園幼稚部では、「きれいな心・よい頭・つよい体」の育成を掲げる「玉川っ子の3つの約束」を基盤に、創立以来大切にされてきた全人教育が行われています。遊びや生活を通じて「自立から自律へ」と向かう子どもたちの育ちを、広大なキャンパスの中で見守っているのが特長です。
国際バカロレア(IB)へつながる、幼児期からのバイリンガル教育
玉川学園では、国際バカロレア(IB)プログラムにつながる教育として、幼稚部・小学部ともに日本語と英語のバイリンガル教育「BLES(ブレス)プログラム」を導入しています。幼稚部では年少から外国人教員とふれあい、日常の遊びや生活の中で自然と英語に親しむ環境を整備。言語習得だけでなく、多様な価値観に触れながら国際社会で必要とされる学力と資質の基礎を育んでいます。
朝や放課後も学びが広がる「延長教育プログラム」
玉川学園の幼稚部では、希望者を対象にした朝(正課開始前)や放課後のプログラムも充実しています(有料)。「SH(Study Hall)」では、月ごとに設定されたテーマに基づいて遊びや活動を展開。さらに、専門講師による「講座」では、稽古事やスポーツのスキルアップにも力を入れています。子どもたちの将来の可能性を広げる、多角的な学びの場としての支持も大きいです。
「玉川っ子の3つの約束」が日常に息づく
「きれいな心・よい頭・つよい体」。この3つの約束は、創立以来、幼稚部や小学部の子どもたちの生活の指標として受け継がれています。礼拝や遊び、集団での活動など日々の生活の中で、自分で考え、自分を律する力を育む教育が進められています。
一貫教育と広大なキャンパスが育む、子どもたちの探究心
玉川学園は、幼稚部から大学院までが一つのキャンパスにそろう全国でも数少ない教育機関。異年齢のつながりや広い自然環境の中で、「玉川っ子」たちは伸びやかに成長していきます。
5月にはキャンパス内の茶畑で、大学の教授や大学生と茶摘み体験を実施。収穫した茶葉は、農学部の生産加工室で焙煎してもらい、後日「お茶パーティー」を行いました。お湯を注いでからの5分間は、茶葉の色や香りの変化をじっくり観察し、「こんな色になった!」「いい匂い!」と多くの気づきがありました。今度は実際にお茶を味わってみると、「ちょっと苦い」「おいしい!」など、感想もさまざま。五感を使って学ぶ、とても貴重な体験となりました。
そのほかにも、ラベンダーやキウイ、じゃがいもや大根などワンキャンパスだからこそ実現できる、収穫から味わうことができるホンモノに触れる体験は、子どもたちの学ぶ意欲を引き出します。
幼稚部では、小学1年生へのスムーズな進学に向けて、「学びの基礎」となる探究心と好奇心を大切にしています。
「個」と「全人教育」──その両立をめざして
一人ひとりの唯一無二の個性にしっかりと目を向けながら、同時に全人教育という共通の価値観のもと、意図的・組織的・効果的な教育を進める玉川学園幼稚部。義務教育につながる「生きる力」を、幼児期から丁寧に芽生えさせていく姿勢が、地域内外の保護者からも高く評価されています。
見学や説明会も随時開催されますので、ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。詳細は園のホームページでご確認ください。
今日の玉川ー日々の教育活動の様子ー
玉川学園幼稚部ホームページ