夏の三崎を代表する祭礼「海南神社夏例大祭」が7月19日(土)・20日(日)に挙行される。
三崎地区で江戸時代から続く祭礼。当初は海上渡御だったが、明治中期に現在の形に変更された。1992年に市重要無形民俗文化財に指定された「行道獅子」を先頭に、勇壮な神輿と山車が2日間にわたり下町一帯を巡行。木遣り師の唄に受け声を出しながら練り歩くことで、家内安全や商売繁盛を願う。獅子や神輿などを務める地区が毎年交代する「祭礼輪番制度(年番)」があるのも特徴だ。今年は「獅子番」を花暮、「神輿番」を宮城が担当する。
宮出しは19日の午後0時30分、20日午後11時30分に宮入りする。
ミサキマーケットも
同神社では、夏詣期間中の8月10日(日)に境内で「ミサキマーケット」が開かれる。午後4時から7時。物販などが楽しめるほか、5時からは海南神社巫女舞とフラダンスが奉納される。