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湘南エリアで生産されている牛乳って知ってる?おいしさの秘密は殺菌温度にあった!「湘南ちがさきMILK」と「いせはら地ミルク」をご紹介

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湘南エリアで生産されている牛乳って知ってる?おいしさの秘密は殺菌温度にあった!「湘南ちがさきMILK」と「いせはら地ミルク」をご紹介

 湘南エリアで生産された生乳を用いた「湘南ちがさきMILK」「いせはら地ミルク」。どちらも「地元の牛乳を地元の人たちに飲んでもらいたい」「地域ブランド牛乳で神奈川県の酪農振興に寄与したい」などの思いから誕生しました。

湘南ちがさきMILK

「湘南ちがさきMILK」の開発は、茅ヶ崎市を通じて市畜産会酪農部とアイスクリーム店・株式会社プレンティーズ社長の長谷川裕さんが知り合ったことをきっかけに、2021年にスタートしました。

湘南ちがさきMILKの生産に取り組む(左から)沼上さん、市畜産会の柿澤博会長、プレンティーズの長谷川さん

湘南ちがさきMILKの特徴

①茅ヶ崎市内の牧場で集乳した生乳を100%使用した「低温殺菌ノンホモ牛乳」で、茅ヶ崎市内の製造所で製造

→「低温殺菌ノンホモ牛乳」とは、65度の低温で30分かけてじっくりと殺菌することで、脂肪球が均一化されておらず、濃厚で搾りたての味わいを楽しめます。生乳に近い状態で提供が可能になります。すっきりとした甘さ、後味がさっぱりしているもの特徴です。

左)湘南ちがさきMILKはプレンティーズで殺菌作業が行われ、牛乳になります 右)湘南ちがさきMILKが製造される様子

②神奈川県内の牛乳として唯一、かながわブランドに登録

→かながわブランドとは、組織的な生産体制に基づき、品質、生産量、供給体制の向上、安定を目指す県内産農林水産物とその加工品を指します。湘南ちがさきMILKは2024年5月に登録されました。牛乳は初めての登録です。

③牛乳だけでなく、アイスクリームやソフトクリーム、チーズなどの加工品も販売

→集乳の翌日には店舗に並ぶほど鮮度が良く、湘南ちがさきMILKを原料とした乳製品も販売されています。

道の駅湘南ちがさきやプレンティーズで販売されているミルク、チーズ、ホエイブラウン

生産者の声

現在5名の酪農家が所属する茅ヶ崎市畜産会酪農部。その一人、沼上牧場(甘沼)を営む沼上勝忠さんは、毎朝5時から搾乳作業を行い、鮮度バツグンの生乳を出荷しています。子牛から親牛まで60頭ほどを飼育。「茅ヶ崎生まれの牛から搾った生乳が、茅ヶ崎市内で牛乳となって消費者へ届きます。全て茅ヶ崎で作られた牛乳なので、生産者と距離が近く安心です」と自信をみせます。

沼上牧場では60頭の牛が飼育されています。牛が健康に過ごしているかよく観察することが大切です

湘南ちがさきMILKは、「プレンティーズ」(茅ヶ崎市東海岸北1-7-28)、「プレンティーズミルク&チーズファクトリー」(茅ヶ崎市みずき3-1-6)で購入できるほか、道の駅湘南ちがさきでも販売中!

詳細はこちら/茅ヶ崎市ホームページ

いせはら地ミルク

「いせはら地ミルク」は、伊勢原市内の酪農家と県機関、伊勢原市が、地場産牛乳のブランド化を目指して2014年に立ち上げた「伊勢原産牛乳プロジェクト」によって誕生した牛乳です。タカナシ乳業㈱の商品として2017年に発売されました。

伊勢原牛乳プロジェクトの(左から)荒井さん、県畜産技術センターの仲澤さん、伊勢原市の鈴木さん

いせはら地ミルクの特徴

①クリームが浮かぶ牛乳

→牧場で飲んでいるような牛乳を作りたい、そんな想いが牛乳瓶に詰められています。79度15秒の高温短時間殺菌を採用し、生乳本来の味わいを大切にしています。静置しておくと上部に生クリームの層が浮かび上がります。これは生乳に近い状態を保っている証拠だそう。

②伊勢原産牛乳プロジェクトの背景

→酪農家が直面する生産コストの上昇や後継者不足といった課題を乗り越え、地域産業を活性化させることを目的としています。第二東名の伊勢原大山インターチェンジが開通し、観光客の増大が見込まれていたため、お土産となるような伊勢原市の特産品・名産品を作り、地域振興に貢献しています。

伊勢原産牛乳プロジェクト応援団の設立式の様子

③伊勢原の新たな特産品に!

→「伊勢原の酪農家が、市民のみんなと力を合わせて、市民のみんなに喜んでもらえる本当においしい牛乳を提供したい!」との思いで、タカナシ乳業㈱と協力して開発。伊勢原市の新たな特産品として、安全でおいしい「伊勢原産牛乳」を商品開発し、広くアピール、販売促進することで、地域全体の活性化を図ります。

道灌まつりでいせはら地ミルク発売前にサンプル配布を行う様子

生産者の声

伊勢原市西富岡で荒井牧場を営む荒井新吾さんは、自給飼料での飼育を実践しています。遊休農地を利用して自分たちで餌となる飼料用トウモロコシや牧草を栽培。全体の3割程度を自給で提供しているそう。「搾乳する前に、乳房を蒸しタオルできれいにしています。そうすることで、ベースとなる生乳の品質が良くなります」と荒井さん。

荒井牧場では自給の牧草を飼料として与えています

「いせはら地ミルク」は、伊勢原市内のスーパーなどで1本(180㎖)メーカー希望小売価格252円(税込)で販売しているほか、レストランなどの飲食店にも提供中。

商品発売記念定例会の様子

湘南エリアでは地元で作られた牛乳を飲むことができます。「湘南ちがさきMILK」も「いせはら地ミルク」も、生産者のこだわりがぎゅっと詰まった牛乳です。ぜひ一度飲んでみてくださいね。

住所

神奈川県平塚市西八幡1-3-1

問い合わせ

神奈川県湘南地域県政総合センター

電話

0463-22-2711

0463-22-2711

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公開日:2025-09-30

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