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秦野駅「LUNA SEA」楽曲が駅メロに

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秦野駅「LUNA SEA」楽曲が駅メロに
LUNA SEA(提供写真)

 秦野市や小田急電鉄(株)らは9月26日、市制施行70周年を記念し、秦野駅(大秦町1-1)の列車接近メロディーにロックバンド「LUNA SEA(ルナシー)」の楽曲を採用することを発表しました。メンバーの真矢さんはふるさと大使を務めており、地元への強い思いが形となりました。

 真矢さんは9月8日、5年前から大腸がんを患い、今回新たに脳腫瘍と診断されたことを公表しました。27日の秦野たばこ祭には、闘病中にもかかわらず車いすで参加。駆け付けた多くのファンの声援に応え、「必ず復帰してドラムのスティックを振る日が来ると思うので、それまで待っててください」と話しました。

 LUNA SEAは真矢さんを含むメンバー4人が秦野で幼少期を過ごしており、ボーカルの河村隆一さんを加え5人全員が「バンドとして育った地へ還元したい」という想いを抱いていたといいます。その中で、2024年10月に地元のファン有志が「小田急秦野駅発車メロディーLUNA SEA楽曲化計画実行委員会」を立ち上げ、署名活動を実施。2025年4月に1万6073筆の署名と要望書を秦野市に提出しました。

 これを受け、秦野市、(株)LUNA SEA、小田急電鉄(株)の3者で協議を進め、楽曲使用が正式決定。アンケートを元に『ROSIER』(上り線)と『I for You』(下り線)の2曲が採用されました。楽曲の使用開始は11月末頃を予定し、始発から終電まで列車接近時の自動音声放送として流れます。

 LUNA SEAは「僕らの故郷で、LUNA SEAの旋律が人々の記憶とともに、美しく響き続けることをうれしく思っています」とコメントを寄せました。

たばこ祭でファンと触れ合った真矢さん

住所

神奈川県秦野市大秦町1-1 秦野駅

公開日:2025-10-03

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