三浦市はふるさと納税の寄付額減少に歯止めをかけようと、新たな地域ブランド「三崎のねぎとろ」を立ち上げ、2026年7月15日から「楽天ふるさと納税」で取り扱いを始めた。三浦市内9社のまぐろ事業者の協力を得て、幅広い世代に人気のある「ねぎとろ」を用いて巻き返しを図る狙いだ。
三浦市では2022年度に記録した約10億4千万円をピークに寄付額が減少しており、2024年度には約6億5千万円まで落ち込んでいた。こうした状況を受け、2025年度から経済部もてなし課が対策を主導。他自治体の事例を調査するなか、「食べ比べ」需要が好評である傾向をつかみ、三浦市内特産品の中でも幅広い世代に愛される「ねぎとろ」に着目した。
三浦市がふるさと納税の市場を詳細に分析したところ、全国のまぐろ関連の返礼品の中で、ねぎとろが寄付者にもっとも選ばれていることも確認。寄付者のニーズを的確に捉えた戦略として、この選択肢が浮上したという。
食べ比べイベントも
新たに立ち上げた地域ブランド「三崎のねぎとろ」には、三浦市内9社のまぐろ事業者が協力。ふるさと納税サイト上で各事業者の商品を集約し、目利きや製法の違いから生まれる粒の粗さなどの特徴を伝える。寄付額の拡大にとどまらず、返礼品を通じて職人の技術や三崎のまぐろ文化の価値を発信することで、三崎のファン獲得にもつなげたい考えだ。
今後は地域のイベント等でも食べ比べ企画を実施し、新ブランドの発信を強化する方針。商品の詳細は、「ふるさとチョイス 三崎のねぎとろ」で検索する。











