東京都稲城市と神奈川県川崎市にある「よみうりランド」に隣接した場所に、新感覚フラワーパーク「HANA・BIYORI」が2020年3月23日にオープンしました。オープンして3日目の3月25日、早速取材に行ってきました。
「HANA・BIYORI」館
入園口を入って左手に、メイン施設である「HANA・BIYORI」館があります。
ここは巨大な温室で、中には約300鉢のフラワーシャンデリアが掛かり、中心にシンボルツリーの「パラボラッチョ」があります。このパラボラッチョはパラグアイ原産の推定樹齢400年の木で、幹がぽっちゃりとした、不思議な形をしています。
フラワーシャンデリアとシンボルツリー（画面左）
花とデジタルのアートショー
館内では、日本初の見ている人の表情をよんでエンディングが決められる、マルチエンディングのデジタルショー（約10分）が平日4回、土日祝日6回、行われます。
白いスクリーンが降り、天井が覆われ、館内が暗くなってショーがスタートです。
シンボルツリーも映像と一体化しています
壁面、天井、シンボルツリー、あらゆるところに映像が映し出されます
コツメカワウソ
最近巷で人気の「コツメカワウソ」を館内で見ることができます。かわいらしい姿に、思わず子どもたちの足が止まります。
なかなかこっちを向てくれないので、写真撮るのは難しい、、
餌やり体験やコツメカワウソのパフォーマンスなどを楽しむこともできます。
国内植物園に初出店のスターバックス
スターバックスのサインが植物で表現されています
スターバックスのサインの下にはアクアリウムがあり、沖縄の海の魚たちが気持ちよさそうに泳いでいます。
花と緑に囲まれ、今の季節は窓の外に桜が見える、そんな非日常的な空間を作り出しているスターバックスです。ここで時間を忘れて本を読む、というような贅沢な時間を過ごしたくなります。
カフェスペース
彩りの小路
HANA/BIYORI館の周囲には、四季の庭やセコイアの庭が広がり、色鮮やかな花を咲かせています。ぐるっと一周しても10分程度、家族でのんびり散策ができます。
四季の庭
取材日の3月25日には桜もだいぶ開花。よみうりランドオリジナルの多摩緋桜も満開でした。
多摩緋桜
空見の丘
入園口から入って左手奥には、空見の丘があります。よみうりランドのある多摩丘陵は、東京から来ると最初にある丘なので、この見晴らし台からは東京を眼下に一望することができます。
スカイツリーが見えます
聖なる森
入園口から右には聖なる森と名付けられたエリアがあります。園内にある聖門をくぐった先にある、落ち着いた雰囲気が漂う日本庭園です。ここには、国指定の重要文化財である、妙見菩薩像と聖観世音菩薩像が安置されています。
妙見菩薩像が安置されている妙見堂
また、パゴダと言われる釈迦如来殿があり、中にはお釈迦様の骨「仏舎利」と髪「聖髪」が納められています。
釈迦如来殿
よみうりランド
桜満開のよみうりランドが見渡せました。すぐそばをよみうりランドのジェットコースターが通り、子どもたちの元気な絶叫が聞こえたり、頭の上を京王読売ランド前駅からのゴンドラが通過したり、写真映えしそうな光景がそこここに広がります。
