有馬町会(伊藤昇会長)が10月12日(土)、有馬中央公園を会場に多世代交流イベント「ふれあいフェスティバルin有馬」を初めて開催する。
9団体が協力、4企業が協賛して子どもから高齢者まで楽しめる多彩な内容を企画。一丸で地域を盛り上げる。
同町会は毎年この時期、運動会を実施していたが、会場となっていた西有馬小学校の校舎改修に伴いグラウンドが使用できず、代替案を検討していた。伊藤会長は「運動会の中止や規模の縮小という声もあったが、何かできないかと考えていた。区役所の協力も得られるということで今回のイベントの開催を決めた」と話す。
同町内会区域内に西有馬小学校、有馬中学校、川崎北高の3つの学校があるという特徴を生かし、子どもたちを巻き込んだ内容を企画した。「小さい子どもから祖父母世代まで交流しよう楽しもう遊ぼう」がコンセプトだ。
多彩な企画を用意
メインステージでは有馬こども会の子ども太鼓や西有馬小学校有志によるパフォーマンスが披露されるほか、有馬中学校吹奏楽部、今年全国大会で準優勝を果たした北高ダンス部が登場。
読み聞かせや竹とんぼ、ぶんぶんゴマ、輪投げが楽しめる「ちびっこ広場」やストラックアウト、大縄跳び、一投玉入れなどの「スポーツ広場」が用意されている。「冒険の森」ではモンキーブリッジやハンモックもあり、公園の自然を満喫しながら遊べる。
地元店協力のカフェコーナーや野菜、果物、ハンドメイド作品が購入できるマルシェもある。
伊藤会長は「初めての試みで課題も多いが、皆さんの協力でここまで来た。ぜひ多くの方にお越しいただきたい」と話す。