永山フェスティバル実行委員会(荒木喜美子実行委員長)は5月20日、今年9月19日(土)・20日(日)に予定されていた同フェスティバルを中止することを発表した。
多摩市を代表する市民参加型イベントのひとつとして定着している同フェスティバル。例年、永山駅周辺の地域住民や市民団体らの交流を通じて、地域の活性化と元気なまちづくりを目的に、市民・行政・企業が一体となって企画から運営まで担い開催してきた。
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同実行委員会では、今年2月以降、今年度の開催に向けて準備を進めてきたが、新型コロナウイルスの感染拡大など先が見えない状況の中で、参加者や来場者、関係者の健康と安全を考慮した結果、今年の開催を断念した。これまで22回開催してきた中で、台風の影響で途中一部ステージイベントを中止したことはあったものの、最初から中止となるのは今回が初。
荒木実行委員長は「市民の皆さんに楽しみにしていただいる中で、中止とすることは大変申し訳ない思いだが、万が一のことを考えた場合の苦渋の決断だった。来年、新しい企画を取り入れながら開催できるように検討していきたい」と胸の内を語る。
動画を公開中
荒木実行委員長は「5月にステイホームを呼び掛けるための『NAGAYAMA SONG』の動画を企画運営委員の皆さんが作ってくれたので、今年はそれを見て楽しんでもらえれば」と呼びかける。
この動画は、永山フェスティバルの20周年を記念して作られた「NAGAYAMA SONG」を、多摩市のご当地アイドル「des ailes26」やグリナード永山のダンスヴォーカルショータイムレギュラーの「三姿舞」、同企画運営委員がリモートで歌う姿が収められている。なお、動画は「永山フェスティバル」公式サイトで公開されている。