山北町生涯学習センターで、和紙のわらべ人形創作作家の露木盛枝さんの作品が通年展示されている。
展示は同館が再開した6月1日から始まっているもので、「ふる里に感謝」をテーマに昔の人々の働く姿の数々、新茶(お茶娘)などの和紙人形が飾られている。
露木さんは「コロナで不安な日々、戦時中の防空ズキン、戦闘機(B29)などを思い出しました。ふる里の人々が一生懸命働く姿から学んだおかげで今があることに感謝です」と話している。
同館では今後、テーマを変えて展示を続けていく方針で、7月下旬には「洒水の滝」をテーマにした展示が予定されているという。