多摩市人権のつどい講演会「アイヌ文化の魅力〜アイヌの叡智と世界観〜」が10月4日(日)、午後2時〜4時、関戸公民館大会議室で開催される。主催は多摩市、(公財)アイヌ民族文化財団。
2019年4月に成立したアイヌの人々を先住民族と明記した「アイヌ施策推進法」。2020年7月には北海道白老町に国立の民族共生象徴空間がオープンするなど、アイヌ民族に対する注目度が高まりを見せている。そこで、今回、アイヌ語研究の第一人者と言われ、人気漫画『ゴールデンカムイ』でアイヌ語の監修を務めている千葉大学文学部教授の中川裕氏を講師に招き、アイヌ文化に触れ、魅力を紹介する講演会を実施する。
パネル展示も
また10月1日(木)〜7日(水)、午前10時〜午後6時(最終日4時まで、5日(月)は休館)、関戸公民館ギャラリーで「イランカラプテ『こんにちは』からはじめよう。」と題したパネル展も実施。アイヌ文化を紹介するパネルや工芸品の展示、アニメのDVD上映、本のコーナーも用意される。
講演会は事前予約制で定員は40人程度(申込み先着順)。対象は多摩市在住、在勤、在学者。申込み、問い合わせは市平和・人権課【電話】042・376・8311へ。