高津区内をはしる大山街道や沿線の活性化、住民同士の交流などを目的に開催されていた「大山街道フェスタ」。2年前、区民に惜しまれつつ15年の歴史に幕を閉じたこのイベントの後継的な催しが、2月27日(日)から3月4日(木)まで行われる。
元々屈指の人気行事
「大山街道フェスタ」は、街道沿いの商店や近隣住民などによる「手づくりの祭り」として2004年から実施されてきた。過去には、大山街道とゆかりのある伊勢原市のPRイベントで使用される直径5mの巨大鍋も登場。大山名物に由来する「高津ゆどうふ」の無料配布などが人気を博し、およそ5千人もの来場者で賑わう地元屈指の人気イベントに。
だが一方、スタッフの高齢化などから年々運営が困難となり、近年のヒット企画「カレーフェスタ」を単独開催としながら、2019年をもってイベント自体の開催中止に踏み切った。
同時開催「高津のまちアーカイブ展」
だが昨年も、区民の要望に応える形で「冬のふるさと館まつり」と銘打ち冬の時期に企画を実施するなど方向性を模索してきた同館では、活動している文化団体による「地域が創出するカルチャー展」と、高津のまちアーカイブ展の開催を決定した。
詳細は【電話】044-813-4705へ。