湯河原駅改札口近くにある伊豆湯河原温泉旅館協同組合が運営する駅前観光案内所「クレアーレ」入口のガラスに、湯河原の自然をテーマに描かれたステンドグラスが登場し、道行く人を楽しませている。同案内所は、熱海市内の旅館やホテルや湯河原町のパンフレットが置かれているスペース。
製作したのは、勤務する広告代理店でパブリックアートを手掛ける大貫誠さん。大貫さんはこれまで、駅や空港などに設置するステンドグラスを作っている。
ガラスには、カーブを描いた流水や繊細なメジロ、梅の木などが描かれている。大貫さんは「消しゴムで後から消すことはできないので、描いては焼成を繰り返す作業をし完成に近付けていく。緊張を強いられた」と振り返る。「近くに来たら立ち寄ってほしい」と話した。