川崎市高津区末長・鈴木さん宅の桜草(サクラソウ)が見ごろ 2021年も地域に彩り

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川崎市高津区末長・鈴木さん宅の桜草(サクラソウ)が見ごろ 2021年も地域に彩り
サクラソウと鈴木さん(2月26日撮影)

 末長の鈴木昭さん(73)が自宅(末長3の29の28)で育てているサクラソウが見ごろを迎えている。「遠出が難しい今、近所の花見スポットとして楽しんでもらえれば」と話している。3月末までは楽しめるという。

◇ ◇ ◇

 鈴木さん宅の前にはピンクや白のかわいらしい花がずらり。サクラソウは園芸店などでは手に入りづらいとされ、鈴木さんは15年前に知人から譲り受けた。はじめは植木鉢1個だったが、今ではプランターで約80個まで増やしてきた。サクラソウは5月ごろから枯れ始めるが、その間も水やりは欠かさない。芽が出てきたら、均等に配置するため植え替えを行う。「花も米作りと同じで一年中手入れが必要。花は手がかかるけど、そこも面白い」。一日ごとに手入れするエリアを決めており、無理せず園芸を楽しんでいるという。

 足を止めて見入る人や、売り物と間違える人もいるようで、近所でもちょっとした有名スポットになっている鈴木さん宅。サクラソウ以外にもシクラメンや菜の花、ハナショウブなど季節に合わせた花を植えている。「いろんな方が通るので、『きれいだな』と思ってもらえれば嬉しい」と笑顔を見せた。

住所

神奈川県川崎市末長3の29の28

公開日:2021-03-16

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