生物との共生の場所に 厚木市金田にビオトープ

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改修された金田水路のビオトープ

 中津川の河川敷、金田陸橋下を通る金田水路が改修され、2月末に新しいビオトープが完成した。河川敷の清掃活動などを行っている金田まちなみ推進委員会では「生物共生の場所として活用していきたい」と期待する。

 それまで金田水路は、勾配が急であることから除草などの管理が困難であり、さらに、水路の捌け口が崩れ通行ができなくなってしまったことから、2017年に同会が県に補修を要望。県は地域の声に応える形で、翌18年度から3年にわたり改修工事を行ってきた。

 改修された水路は全長約184m。水路の幅は広いところで約10mとなる。「子どもたちの生物観察の場所にしたい」という地域の要望を踏まえ、河原をイメージして作られた。工事は3回に分けられ、18年度は水路捌け口の補修、19年度は下流区間(約104m)の補修、20年度は上流区間(約80m)の補修が行われた。

 完成したビオトープについて、同会では「この場所が地域の人たちの憩いの場、交流の場となり、子どもが生態系を楽しく学べる場所になれば」と完成を喜ぶ。また、工事を行った県厚木土木事務所相模川環境課の担当者は「工事中もザリガニがたくさん出てきたり、魚が水路で飛び跳ねる姿を見かけた。地域の方が望んだ生物観察の場所として利用してもらえたら嬉しい」と話している。

住所

神奈川県厚木市中津川の河川敷、金田陸橋下を通る金田水路

公開日:2021-03-15

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