横浜市都筑区にある川和保育園に足を入れると聞こえてくるのは子どもたちの楽しそうな笑い声。広い園庭には冒険心をくすぐられる遊具でのびのびとあそぶ子どもたち。2018年にグッドデザイン賞を受賞した園舎がぐるりと園庭を囲み、現在開拓中の森にまで繋がっている。園庭を裸足で自由に駆けまわる園児たちはみな生き生きとした笑顔です。
「自分で考え 自分で遊べ 子どもたち」という言葉のもと、生きる力を育む保育を行う創立79年の歴史を持つ川和保育園では現在保育士を募集しています。2人の保育士に「川和保育園で働く」ことについて話を聞きました。(2021年3月インタビュー)
働き始めたきっかけとは
「先生が○○するよ~と声をかけるのではなく、子どもが自由に遊んでいる姿が衝撃的でした。ここではどんな保育が行われているのかもっと知りたいと思い大学生の頃に実習を希望しました。海に行き先生が海に潜っていたのがびっくりでしたね。でもそれは特別なイベントではなくて日常的に自然の中で遊ぶ環境があるんですよ。そんな保育にほれ込んで働き始めました」と話すのは駒回しが得意な高根先生。
「子どもにとっていい事とは何かをみんなで考えています。もちろん年次は関係ありません。トップダウンではなくみんなで意見を交換する場があるからこそ手を抜かないでストイックになれます。他の先生も、もちろん僕も子どもたちのことを愛しています。そんな思いを持つ人に来てほしいですし、一緒に働きたいです」
園児を子ども扱いしない園
「ここはお散歩して、外遊びして、お昼寝してと1日のスケジュールが決まっているわけでなく子どもたちが自由に遊んでいるんです。その笑顔のイキイキした様子に〝ここしかない〟と一目惚れして転職しました」と話すのは横山先生。
切れ目なく続く日々の遊びから子どもの成長を感じることも多く毎日が楽しいと目を輝かせます。「子どもを子ども扱いせずに、一人一人、人間として向き合う園です。正直仕事量は多いですが、保育者として得られることが本当に多いと実感しています。先生からももちろんですが子どもからも学ぶことが多いですし、自分自身とも向き合えるようになりました」
共に子どものための保育を
現在およそ40人の先生が「託児サービス」ではなく「子どものための保育」を志し奮闘中。幅広い年代が活躍する職場だ。
「子どもの豊かな未来を創り出す理想を持ち、子どもの生活環境をよくしていく努力のできる人を募集します。ブランクのある方も大歓迎です。まずは見学し、川和保育園を感じてください」と担当者。