2021年の「アルテリッカしんゆり」(川崎・しんゆり芸術祭)が4月18日(日)に開幕する。「アルテリッカ」はイタリア語を組み合わせた「豊かな芸術」を意味する造語だ。
今年で13回目
開催には、川崎市北部の文化土壌が背景にある。麻生区には劇団民藝や藤原歌劇団、昭和音楽大学など、文化芸術団体や学校があるほか、文化人やアーティストも多く在住。市民主体の芸術活動も根付いている。新百合ヶ丘駅周辺には昭和音楽大学のオペラ劇場や川崎市アートセンターなど9つのホールが集積。文化芸術拠点となる地域性を生かし、良質な芸術・文化を市民が気軽に楽しめ、地域の力で芸術をつくり育てようと、2009年5月にアルテリッカしんゆりが始まった。今年13回目を迎える。
多ジャンルを川崎ゆかりの出演者で
アルテリッカしんゆりは総合芸術祭。特徴は、多岐にわたる公演ジャンルだ。毎回、オペラからクラシック、バレエ、演劇、能・狂言、ジャズ、ポピュラー、落語といった舞台芸術がラインナップされている。
出演するのは、川崎市出身や在住者など、まちに縁があり、国内外で活動するアーティストや団体。第一線で活躍する昭和音楽大の講師や卒業生、人間国宝の共演などアルテリッカならではの組み合わせが実現。
期間は5月16日まで
期間は5月16日まで。主催する実行委員会は「地域と文化の力で閉塞感を癒したい」としている。公演スケジュールの詳細やチケットの購入は、HP(https://www.artericca-shinyuri.com/)。
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