5月16日(日)神事のみ
「川崎で一番早い夏祭り」として知られる日枝大神社(川崎区小田/中村友郎宮司)の例大祭が、新型コロナウイルス感染症の拡大をうけ、2020年に引き続き陰祭となり5月16日(日)に、神事のみ行われる。
宮神輿、町会神輿渡御が2年続けての中止になることから、神社と一部氏子町会は神輿を境内や各町内会館に展示し、祭り気分を演出する。
町会で展示を行うのは、小田1丁目、小田中央、小田5・6丁目、浅田1・2丁目、京町3丁目。小田1丁目は宮神輿とともに15・16日に境内に展示。小田中央は9日(日)から16日まで、他3町会は15・16日に展示する。渡田山王町は9日に渡田山王町公園で組み立てを行った後、子どもたちと記念撮影を行う予定。
神輿を見て和んで
中村宮司によると2020年も神事を行ったが、神輿や出店がなかったことで、地域の人に祭りがなかったと思われていたという。また、2年続けて神輿を出さないと、組み立ての継承に影響することから、今回の展示となった。コロナの状況次第では中止の可能性もあるが、「神輿を見て和んでいただけたら」と話す。