神奈川県の西に位置する小田原市は”城下町”、”箱根の玄関口”としてお馴染みですが、最近は都心に近いアウトドアスポットとしても注目が高まっています。
ファミリーで満喫できるキャンプ場を探していた時に見つけたスポットが「小田原市いこいの森」。バリエーション豊富なテントサイトからロッジまで備えたキャンプエリアに、BBQギアも揃ったアウトドア環境(ワーケーション機能も充実!)、その周辺には魅力的な屋外遊具施設から森林浴トレッキングも楽しめる植物公園、スポーツバイクを楽しむコースまで、外遊びが存分に堪能できる話題のエリアです。
- 今回はファミリーキャンプ好き記者がその魅力を宿泊レポートします!
大充実のスケジュール
●10:00~現地到着
●10:30~まずはBBQ
●12:30~自由に過ごしてみた
●14:00~キャンプイン
●17:00~夜時間
翌朝~チェックアウト
●10:00~周辺施設へ
・森で遊ぶ⇒こどもの森公園わんぱくらんど
・森を感じる⇒辻村植物公園
・森で冒険⇒フォレストアドベンチャー・小田原
・森を駆ける⇒フォレストバイク
●〆はどうする?
●まとめ
10:00~ 現地到着
手軽な距離感で木々に囲まれた大自然へ
東名高速道路から繋がる「小田原厚木道路 荻窪IC」を降りてほんの数分で、絶好の森林ロケーションが広がりました。神奈川県内はもちろん、都心からの良好なアクセスも嬉しいポイントです。
アクセス/小田原厚木道路「荻窪IC」降りて約3分
※東名高速道「東京IC」から約1時間、小田原厚木道路「厚木西IC」から約20分
10:30~ まずはBBQ
手ぶらで地元グルメを満喫!
今回はいこいの森を調べつくす目的ですが、もちろん!?裏テーマは「遊びつくす」こと。今日はキャンプインの前に、事前予約しておいたBBQから始めます。
木立に囲まれた区画には大型グリルが点在(密は回避の距離感)しています。リニューアルしたばかりなのでとてもオシャレできれいです。
当日用意された素材は港直送の魚介類!ほかにも地元産のブランド肉や、小田原ならではの練りものまで予約できます。家族や仲間と気軽に(手ぶらで)アウトドアグリルを楽しみたい時など、日帰りでも訪れたい!持ち込みの予約も区画限定で受け付けているので、こだわりグルメ派でも満足のBBQが楽しめそうです。※この日は近くで燻製を楽しむ人たちを発見!良い香りが漂っていました
〇小田原市いこいの森 BBQ
〇住所/神奈川県小田原市久野4294-1【MAP】
〇℡/0465-32-0094
〇料金/手ぶらプラン2,200円(1区画)+セットメニュー料金、持込みプラン5,500円(1区画)、ほか詳細はHPで確認を。
〇時間/10:30~16:00
〇HP/INSTAGRAM
12:30~ 自由に過ごしてみた
子どもは川遊びに散策、大人向けにはワーケーション環境も!
BBQもひと段落すると子どもたちは何だかウズウズ…。という訳でキャンプインまでの時間で周囲を散策してみました。
川のほとりに気持ちよさそうなウッドデッキを発見。ここはBBQエリア近くにある建物などと合わせたコワーキングスペース「YURAGI」として2021年8月にOPEN。キャンプ・イン前にPCでちょっとした仕事をこなせるって、これはかなり助かります!こちらは追加取材したい(また来たいからw)…。
YURAGIではワーケーション、テレワークに対応するだけでなく、希望に応じて屋外イベントの会場にもなるそう。施設としての使い勝手が良くなったので、これからは多彩な活用が期待できそうです。
〇いこいの森コワーキングスペース「YURAGI」
〇住所/神奈川県小田原市久野4294-1
14:00~ キャンプイン
オートサイトから川沿いのテントサイト、“映える”ロッジまで…
お腹も満たし、いよいよキャンプサイト「RECAMPおだわら」へ移動。人気スポットということもあり、ほど良い賑やかさがワクワクを増長させます…。「また来なきゃ…」と思わせる、魅力的な区画も多く、今回はそれが新たな発見でした!
今回は川沿いの常設テントを予約しました。自然に溶け込むオシャレなカラーリングとトンネル状のフォルムに娘も大満足です。
初めて手ぶらでキャンプインしましたが、ギアを持参しなくても本格的なキャンプが楽しめるって家族連れキャンプの可能性が広がります。自分は不器用なので、テント立ち上げに大汗かきながらやっていますが、今回は子どもたちとおしゃべりしながら余裕のひと時に…。散歩がてらほかのサイトもご紹介します。
- キャンプ区画は昨年から「RECAMPおだわら」に生まれ変わり、ネット予約ができるようになったのも密かに嬉しいポイントです。
〇小田原市いこいの森 RECAMPおだわら
〇住所/神奈川県小田原市久野4294-1【MAP】
〇℡/0465-24-3785
〇料金/林間オートサイト4,200円~、清流リバーサイト3,200円~…etc(市民割引価格など、ほか詳細は予約サイトで確認を)。
〇時間/チェックイン14:00、チェックアウト翌12:00(一部11:00)
〇予約サイト/FACEBOOK/INSTAGRAM
17:00~ 夜時間
キャンプの夜時間は静かに過ぎていきました。凛とした川のせせらぎと遠くからたまに聞こえる笑い声が良い雰囲気です。家では出来ない薪での焚火に特製キャンプ飯まで…都心では経験できない森林の醍醐味が堪能できました。
翌朝~ チェックアウトも楽々
早朝は川のせせらぎと野鳥の鳴き声でスタート。トイレや炊事場などもほど近いので、あと片付けも含めてこれは地味に嬉しいポイントでした。
10:00~ 周辺施設へ
大人も子どももまだまだ楽しめます!
チェックアウトを済ませて家路へ…とならないのが「いこいの森」。近隣には複数のアクティビティ施設が隣接しているので、翌日も引き続きファミリー時間を楽しむことができました。子どもたちはまだまだ元気!
森で遊ぶ…こどもの森公園わんぱくらんど
近隣からも利用者が訪れる家族連れに評判の屋外施設です。起伏にとんだ敷地内には多数の大型遊具が点在し、67mの吊り橋や園内を走るロードトレインまで、まさに「遊びに熱中できる感動と発見の公園」!。※1日がかりで遊びつくす広さなので、楽しみ過ぎに注意!?
〇住所/神奈川県小田原市久野4377-1【MAP】
〇℡/0465-24-3189
〇料金/入園無料、駐車場有料。詳細はHPで確認を。
〇時間/9:00~16:30
〇HP、TWITTER
森を感じる…辻村植物公園
明治40年代に創立された「辻村農園」は梅園を前身とする植物公園です。当時は西洋から草花や樹木を取り寄せて育てていたので、今でも園内には希少な外国産樹木のエリアが現存します。木々から射し込む陽光も風情を感じる散策エリアです。
〇住所/神奈川県小田原市久野4377-1【MAP】
〇℡/0465-24-3189
〇料金/入園無料、駐車場有料/無料。詳細はHPで確認を。
〇HP、TWITTER
森で冒険…フォレストアドベンチャー・小田原
実はフランス発となる、自然共生型アウトドアパークが「フォレストアドベンチャー」。きちんとした講習を受けてから、樹の上で安全器具を操作しながら自分の力(頭もフル回転!)で前へ進んでいく感覚は「大人は子どもにかえり、子どもは大人になる」という言葉そのもの!
〇住所/神奈川県小田原市久野4391【MAP】
〇℡/080-4330-4030
〇料金/キッズコース(小3以下)2,000円、ディスカバリーコース(小1~17歳)3,000円、(大人)3,800円。ほか団体割、シニア割などあり。詳細はHPで確認を。
〇時間/9:00~16:30
〇HP、FACEBOOK
森を駆ける…フォレストバイク
新たな森林アクティビティとして注目の「フォレストバイク」は、都心から一番近いマウンテンバイク・トレイルコース。インストラクターから基本を学べば、誰でもコースに出ることが可能です。森の中を自由に走る爽快感は、他では味わえないかも!緩急あるさまざまなコースに加え、「デュアルバンプトラック」も登場し、楽しみ方がぐんと広がっています。
- 話題の電動アシスト付きサイクル「E-BIKE」の貸し出しもあります!
〇住所/神奈川県小田原市荻窪【MAP】
〇℡/080-2018-3892
〇料金や時間など、詳細はHPで確認を。
〇HP
〆はどうする?
大人は少し疲れましたがw、何とか周辺施設を制覇して、いよいよ我が家に帰りますか…、いやいや〆に人気なのが、ここから箱根へ行って温泉を楽しむフルコース。ここから意外と近いので、ゆったり気分の箱根から帰るのがオススメですよ!
まとめ
小田原市久野の広大なアウトドアパークに点在するのが「小田原市いこいの森」にある「RECAMPおだわら」や、「こどもの森公園わんぱくらんど」、「辻村植物公園」、「フォレストアドベンチャー・小田原」、「フォレストバイク」。
2020年にはこれら施設を集約したサイト「ODAWARA FOREST BASE」が立ち上がり、その魅力が広く知られるようになった「いこいの森」。気になる情報も随時発信されていますので、ぜひチェックしてみて下さい!