地域住民の歯と口の健康を守る歯科医師会。約60人の会員が所属する横浜市西区歯科医師会にお話しを聞きました。
正しく恐れて歯科治療の継続を
新型コロナウイルス感染症への不安から歯科治療を敬遠し、むし歯治療やメンテナンスを自己判断で中断する方がいますが、中断すると口腔ケアが行き届かず、順調だった治療が振り出しに戻ってしまうこともあります。
治療の緊急性については、痛みや腫れなどを放置すると重症化や全身疾患に影響します。歯周病などの定期管理も全身状態に関係し、高齢者や特に在宅や介護施設での口腔衛生状態の低下で、誤嚥性肺炎などを生じることも。義歯を装着せず噛めない状態が続くと、全身の健康を損なうことにも繋がります。コロナを『正しく恐れて』通院を継続して欲しいと思います。
歯科治療は「不要不急」ではありません
歯科医院での新型コロナウイルス感染症によるクラスターの発生は報告されておりません。西区歯科医師会の会員診療所では感染予防対策を万全に行っていますので、安心して受診して下さい。
西区歯科医師会について
西区歯科医師会では主に下記の取組をしています
- 1歳半・3歳児健診
- 学校・幼稚園・保育園健診
- 秋の区民祭りと歯科相談
- 心身障害児者歯科診療
- 妊婦歯科検診
未就学児のフッ素塗布の様子
自宅に歯科医師が訪問します
西区歯科医師会では、要介護者や療養中、障害者など通院できない人のため、自宅で歯科医師・歯科衛生士が治療や口腔ケアを行う「訪問歯科診療」に特に力を入れています。
ご相談は「西区在宅歯科医療相談室」へ
その相談窓口である「西区在宅歯科医療相談室」では、必要に応じて訪問歯科医の紹介を行うほか、虫歯や歯周病、入れ歯などでお困りの方、口腔ケアについてなど 各種お口に関する相談を受けています。
ケアプラザやデイサービスなどで健口体操や歯磨き指導を実施。全て無料で行っています。
- 在宅歯科医療相談室は、電話080・3696・2676(受付は平日9時30分~16時30分※祝日、年末年始、お盆除く)、または24時間対応FAX 045・534・6884へ。
地域の頼れる歯科医に
気になることがあれば、まずかかりつけ歯科医にご相談下さい。西区歯科医師会の会員歯科医院は下記ホームページにて。