大山エリアの観光地としての魅力向上や、活性化をめざす民間の参加型プロジェクト「大山これから会議」が、8月11日(水)から15日(日)まで、こま参道を中心に特別企画を実施する。プロジェクトの参画メンバーによって行われるもので、大山ケーブルカーの夏の夜景運転(午後8時30分までの延長運転)期間に合わせて、休業状態だった旅館や店舗を活用し、サウナ体験や竹を使ったワークショップ、紙芝居の上演などが予定されている。
プロジェクトは、地元の観光関係者をはじめ、個人や法人を問わず大山エリアの観光活性化に挑戦したい人を広く募集し、ワークショップを通じたアイデアの創出や、その実現に向けたコミュニティの形成をめざすもの。小田急電鉄株式会社(本社/東京都新宿区)と、株式会社エンジョイワークス(本社/鎌倉市)が事務局を務め、昨年10月のキックオフイベントをスタートに、準備を進めてきた。今回の特別企画は、具現化した初の取り組み。
期間中は、旅館元瀧でテントサウナを企画。サウナには、大山名水と大山こま製造の際に出た端木を使用する。午前10時から午後7時40分の間で、1組100分間。事前予約制で、1回1万2千円。【URL】https://amefuri-sauna.peatix.com/から予約する。
こま参道内の特設会場では
●地元の片野施設園芸の朝採れ野菜販売(期間中毎日/正午〜)
●「パン屋さん 結」が臨時出店(11日、13日、15日/各日午前8時30分〜)し、店頭販売を実施。
●紙芝居師こまりさんが大山寺の歴史などを紹介する紙芝居の上演(11日、14日、15日/各日午後1時〜、3時〜)も予定されている。
14日と15日にはねぎし旅館前で、株式会社梅鉢TMCが、伐採した竹を使用した竹コップやバンブーライトの制作体験をするワークショップを実施する。事前予約は不要で、当日参加することができる。
さらに、期間中はこま参道エリアに風鈴を装飾し、清涼感を演出する。
小田急電鉄観光事業開発部の泉谷裕さんは「近隣の方々の来訪が予想されることから、緊急事態宣言下ではありますが新型コロナ感染防止対策を徹底し開催することにしました。大山エリアの活性化に向け、今後もこうした取り組みを皆さんと行っていきます」と話す。最新の情報は公式フェイスブックページ(https://www.facebook.com/oyama.meeting/)または、公式ツイッター(https://twitter.com/oyama_meeting)で確認することができる。