「救う過去、つなぐ未来」と題して
令和元年東日本台風により被災した川崎市市民ミュージアムが9月7日(火)から、「救う過去、つなぐ未来」と題した被災後活動報告展を開催する。会場は東海道かわさき宿交流館(川崎区本町1の8の4)。観覧無料。期間は10月31日(日)まで。
写真パネルを中心に紹介
同館は被災当日、9つの地下収蔵庫全てが浸水し、収蔵品約23万点が水没するという甚大な被害を受けた。直後から絵画や美術品、歴史的資料などの搬出作業を開始。腐敗など作品の劣化を食い止める「応急処置」、専門家による「修復」など、2年が経過した現在も現地で作業は続いている。展示会では、これまでの活動を写真パネルを中心に紹介する。
同館は「応急処置や修復は未だ道半ばだが、支援や関心を寄せてくださる方々をはじめ、広く当館の現状をご報告できればと考えている」とコメントしている。
会場の開館時間は午前9時から午後5時まで。休館は月曜(祝日の場合は翌日)。
展示についての問合せは市民ミュージアム【電話】044・754・4500。会場についての問合せは東海道かわさき宿交流館【電話】044・280・7321。